クレジットカードを作るとき、ほとんどの方がもちろん審査に通るだろうと思って申込んでいると思います。しかしポイントをおさえて申請しないと、結果審査落ちなんてことも…。ここでは、クレジットカードの審査に落ちてしまう理由と、落ちてしまった時の対処法を6つの項目に分けてご説明していきます。
■クレジットカードの申し込み時に審査されることって?
誰でも当たり前のように持っているクレジットカードですが、クレジットカードは申請すれば誰でも発行してもらえると思っていませんか?クレジットカードの発行には必ず審査があり、その審査を通らなければいけません。では、どうしたらスムーズに審査に通過できるのでしょうか?ここでは審査に落ちる理由、審査に通過するコツについて解説します。
■審査に落ちる理由と対処法
①申込書の不備
申込書の記入内容の間違いや、文字が汚すぎて読めないことも審査に落ちる理由になってしまいます。電話番号を間違っただけで「虚偽の内容」となりますので要注意です。記載した住所が間違っていれば、カードが自宅に届くことすらありません。申込みの際に字が汚くて読めないと、審査する担当者は処理できないので当然審査を通過することができなくなってしまいます。また、申込書に空欄が多すぎても審査することができないので落ちる理由になってしまいます。
多くの場合、年収や勤務先といった情報の提示を求められますが、ここも空欄が多すぎると審査ができません。勤務先や年収を偽ったりすることも絶対やめましょう。信用情報によってある程度の情報はカード会社が把握しているので、正直にキチンとした情報を書くことが大切です。
?解決方法
1.申し込み内容に間違っていないか、ちゃんと確認する。
2.審査担当者が読める字で書く(ネットからの申込みがオススメです)
3.年収や勤務先、個人情報をキチンと書いて記入項目を空欄にしない。
4.住所、勤務先、年収など必ず正直に書く。
②申し込み要件を満たしていない
クレジットカード会社によっては、申込み条件を明記している会社もあります。対象者の年齢や年収を制限しているかなどの条件を満たさないのに申込んでも、もちろん審査に落ちてしまいます。
申込む際には、事前に、申込条件を満たしているかどうかをチェックしてから申込むことが大切です。
③審査基準を満たしていない
カード審査に落ちてしまう最も多い理由は申込み条件を満たしているが、審査基準をみたせなかったというものです。具体的には収入、住居、個人情報の3つになります。
・収入
収入面では「職業」「勤務先」「雇用形態」「勤続年数」などを見ることで、ある程度の支払い能力がわかります。要するに、一定収入があるか?が重要視されます。
・住居
住んでいる家が持ち家か賃貸か、結婚しているかどうか?などを見られます。また、電話番号は固定電話の方が携帯電話よりも断然有利です。しかし、最近は携帯電話だけの家庭も多く電話番号は重要視されにくくなってきています。まれに携帯電話の番号を記入して落ちた審査を、固定電話に変えたら通過できたという事例もあります。
・個人情報
年齢や家族構成など、個人の信用情報がこれに該当します。家族に借金があったとしてもあなたが連帯保証人になっていなければ、審査に影響はありません。
?解決方法
クレジットカードの審査を行う際、職業欄が無職の場合クレジットカードの審査を通ることができなくなってしまう危険性があります。フリーターの方でも月々の収入が安定していれば一般のカードなら作ることは可能です。また、自宅に固定電話がある人は、携帯番号よりも固定電話の番号を記載することをオススメします。
④信用情報に傷が付いている
傷が付いている=ブラックリストに記載されていないかということになります。月々きちんと支払いをし続けていくことで、あなたの信用力が高まっていきます。信用情報に「延滞」「債務整理」「代位弁済」などの情報が登録されていないかが審査では重要視されます。それらの情報は、登録期間にそれぞれ違いはありますが、最も注目される項目が「延滞」の情報なのです。
また、信用情報機関を通じて、住宅ローンやキャッシング、銀行取引まで、あなたに関するすべての情報が各金融機関にも共有されています。携帯電話代金の支払い遅延やクレジットカードの支払い遅延なども影響してきます。支払いが数回遅れてしまっている程度であれば大問題ではありませんが、慢性的に支払いが遅れているような場合は、信用情報に傷が付いてしまうこともあり、審査に通りにくくなってしまいます。
?解決方法
支払い遅延を絶対になくし借入なども、きちんと返済することで、信用情報に一度傷がついても時間とともに信用力は回復します。少し間を開けてから、またクレジットカードの審査に申し込めば通過できる可能性が高まるでしょう。
⑤借入が多い
住宅ローンやキャッシング、自動車ローンなど、借入があまりに多い場合、支払いや返済をちゃんとしていても、クレジットカードの審査に落ちやすくなってしまいます。借入状況も、信用情報機関を通じて共有されてしまっているので、注意が必要です。
?解決方法
借入があまりに多すぎるのは問題です。いったん整理して、借入金額を減らしてからクレジットカードに再度申込んでみましょう。もしくは、キャッシング機能なしで申込んでみることもオススメします。
■審査に通過するために大事なことは?
クレジットカードに申込みをしたものの、審査に落ちてしまった。そんな時、どのように解決したらよいかをいくつかご紹介しました。クレジットカード会社は審査で落ちた理由を教えてはくれませんので、こちらで紹介した例を参考にして今一度考えてみてくださいね。
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