クレジットカードの右下に記されているロゴマークが何なのか分かりますか?このログマークは「国際ブランド」と呼ばれるもので、現在世界に7種類存在しています。
実はクレジットカードを選ぶ際の最も考慮すべき大事なポイントなのです。国際ブランドにはどのような役割があるのか、国際ブランドの種類や選び方について比較し解説していきます。
■クレジットカードの国際ブランドって?
クレジットカードには、カード番号、自分の名前や有効期限など、さまざまな情報が記載がされていますよね。そのなかのクレジットカードの表面右下にある文字マークのことを「国際ブランド」と呼びます。
これはクレジットカードを選ぶ際、とても重要なポイントになります。では国際ブランドの役割とはなにか、国際ブランドの種類、どのように選べばいいのかなどご紹介していきます。
・国際ブランドの種類
国際ブランドとは、カード発行会社と連携し、カード決済機能を提供している商標のことを言います。こうした国際ブランドは、世界に7種類存在します。種類を比較しながらご紹介します。
【VISA(ビザ)】
日本で最も利用されているブランドです。国内で有名なのは「三井住友カード」がメジャーでしょう。三井住友が運営しているポイントモールが、事前にエントリーする事で実店舗の買い物にも適用されますので、お買い物をお得に楽しめます。
品物を直接自分で見てから購入したいという方にとっては嬉しいですよね。
【Master Card(マスターカード)】
“プライスレス”のCMでお馴染みの国際ブランド。VISAと同じくらい利用者が多い国際ブランドです。MasterCardは、VISAと競い合う形でアメリカ・カリフォルニア州の銀行によってスタートしました。
はじめは、「ツケがどこでも通用する」という意味でMaster Chargeという名称でしたが、1970年代に、Master Cardに変わりました。
【JCB(ジェーシービー)】
JCB(ジャパンクレジットビューロー)は、日本初の国際ブランド!世界で利用することのできる国際ブランドに、日本のブランドが加わっているというのは、とてもすごいですよね。
日本人なら1枚は持っていても損はない国際ブランドと言えるでしょう。
【American Express(アメリカン・エキスプレス)通称:Amex=アメックス】
名前の通り、アメリカ発信の国際ブランドです。富裕層が持つケースが多いイメージから持っていると一目置かれることも。
年会費は高額のクレジットカードが多いのですが、その分、付帯するサービスや保険が充実しています。
【Diners Club Card(ダイナースクラブカード)】
世界初のクレジットカードがここ。American Expressと同じように、裕福な方が持つイメージが多いカードです。年会費も同じく高額な場合がほとんどですが、付帯しているサービスや保険は充実しています。
【銀聯(ぎんれん、ユニオンペイ)】
中国発行の国際ブランド。今最も成長率の高い国際ブランドで、日本でも使える加盟店が増えています。日本では一部のクレジットカードで追加カードとして発行できます。
【Discover Card(ディスカバーカード)】
アメリカを中心に広がったブランドで、2005年に国際ブランドの仲間入りを果たしました。日本の国際ブランドJCBと提携しています。
■国際ブランドはどのように選べばいいの?
申し込みする際は、VISAやJCBといった、決済機能がついている国際ブランドを選びましょう。
ショップにより利用できる加盟店が異なるため、何枚か別の国際ブランドを所持していると便利です。
どの国際ブランドが良いのか迷ったときは、ずばりVISA(ビザ)を選ぶことをお勧めします!VISAは世界中で最も加盟店が多く、大体どこでも利用できるため、1枚持っておくと便利です。国内でも、多くの企業がVISAを搭載したクレジットカードを取り扱っています。
「Master Card」もVISAと同じく世界で通用するブランドの1つ。「JCB」は日本が運営している国際ブランドなので、多くの加盟店が日本国内にあるもの魅力的です。この3枚を携帯しておけば、ほぼ問題ないと言ってもいいでしょう。
■まとめ
国際ブランドについてご理解いただけたでしょうか。クレジットカードを選ぶ際は、国際ブランドも必須ポイントではありますが、「どこの会社が発行しているか」というところも加味しましょう。
同じ国際ブランドでも、本体の発行と、ライセンス供与した他社が発行する場合は、審査もサービスも異なります。その詳細を明確にしカード選びをするといいでしょう。ぜひ参考にして選んでみてくださいね。
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